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<少し前の私>

小さい頃から洋服が大好きでしたが、高校卒業後はとりあえず就職。子供用品メーカー、ねじメーカーの営業事務を計6年経験しましたが、やっぱり洋服に関わる仕事がしたくて婦人服の販売職へ転職しました。そのうち、服を『売る』ことより『作る』ことを学びたくなり、『魔法の裁縫箱』に入学し、卒業後、婦人服メーカーのリフォーマーに転職しました。
<現在の私>
今の仕事は、紳士服の販売店でのお直しです。お直しというと簡単そうに聞こえるかもしれませんが、実はとても奥深い仕事です。パンツひとつとっても、素材はさまざまだし、形もタックだったりノータックだったりいろいろ。ミシンは、素材によってかけ方が変わるし、アイロンは、直にあてると光るものかどうか、注意しなければなりません。さらにお客様にとっては、洋服の直しはきれいに仕上がっているのが当たり前。早さだって要求されます。生地を切ってしまうと元に戻すことはできないだけに、一着一着が真剣勝負です。
<将来の私>
洋服には流行があるから、作り方や素材もどんどん新しいものが出てくる。何十年も上の先輩が言うんです。「この仕事は年十年やってても、毎日が勉強だ」って。大先輩がまだ勉強中なんだから、私なんてもっともっと勉強しなくちゃ。そしていつか、独立し、自分の家でこの仕事ができるようになれたらいいな。まだ道筋すら見えない、遠い夢だけど、いつかたどり着こうと思っているんです。